竹田麗央プロの強さを徹底分析！インパクトを安定させるショートアイアンドリルとは？

2024.10.11（金）

　「18H物語～18History～」は、人気プロゴルファーが登場し、ゴルフ人生を紐解き、その人間性に迫るトークドキュメンタリー番組。今回のゲストは、前回に続き竹田麗央プロ。豪快なドライバーを武器に、史上4人目となる初優勝から2週連続優勝を成し遂げるなど、メジャーを含む７勝を記録（※2024年10月1日時点／初優勝したシーズンに7勝を挙げたのはツアー新記録！）。そんな今一番勢いに乗るプロを徹底分析する。

　昨季のドライビングディスタンス2位に代表されるように、豪快なゴルフのイメージがある竹田プロだが、実はクラブに大変なこだわりを持っている。その一つが、ピッチングウェッジのヘッドに空いている【穴】だ。

　竹田プロは思った通りの距離が出なくなったためロフトを立てて、クラブを長くした。しかし、それだけだとクラブのバランスまで変わってしまうので、穴を開けてヘッドの重量を軽くしたという。クラフトマンの中原昭人さんによると、削ったのはわずか2グラム！そんなわずかな調整だが、今では「自分のイメージ通りに打てる」と得意クラブになったそうだ。

　竹田プロによると「ピッチングでしっかり当てられるようになったら長いクラブはもっと簡単」になるとのこと。ピッチングを上手く打てるようになるには「ヘッドが重く、落ちやすいのでハンドファーストで当たるのをキープして打てるようにする」こと。

　テークバックはフルスイングと同じだが、手首の角度をキープしながらダウンスイングをし、フィニッシュを抑えるのがポイント。フォローを止める意識を持つことで、インパクトが安定する効果もあるとのことだ。

　さらに、竹田プロ流のパットのコツも伝授してくれた。練習時には基準となるものを置いて、ヘッドがイントゥインになるようにするが、ボールの位置は左足の前にセットしている。さらに、パットは胸の上が支点となるように「振り子」をイメージするとのことが大事だそうだ。腕の動きを入れることでスイングのズレをなくし、大きい動きをできるようにするのがポイント。是非、ご参考に！