BS10第1回番組審議会議事概要
2024年7月4日(木)
BSJapanextは、2024年11月7日に第1回番組審議会を開催しました。
- 開始日時
- 2024年11月7日(木)午後2時〜午後3時30分
- 開催場所
- ジャパネットブロードキャスティング 新川オフィス
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委員長
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為末大(Deportare Partners/元陸上選手)
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委員
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伊賀泰代(組織・人事コンサルタント)
伊藤さとり(映画パーソナリティ・映画評論家)
大高宏雄(映画ジャーナリスト)
新羅慎二(音楽家/役者/プロデューサー/株式会社KSR 取締役会長)
よしひろまさみち(映画ライター)
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欠席委員
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パトリック・ハーラン(タレント)
※レポートによる審議
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会社側
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髙田旭人(株式会社ジャパネットホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO/株式会社ジャパネットブロードキャスティング 代表取締役)
佐藤崇充(株式会社ジャパネットブロードキャスティング 社長執行役員)
渡邊伶生(顧客・営業戦略部 ゼネラルマネージャー)
清水武(番組編成・調達部 シニアリーダー)
森井忠嗣(番組制作部 シニアリーダー)
大石健(番組制作部 シニアエキスパート)
屋久倫太郎(技術部 シニアリーダー)
西村正行(番組制作部アナウンス課 チーフ)
(肩書きは審議会当時のものです)
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議題
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1、BS10開局に向けた取り組みのご報告
2、意見交換
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配布資料
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BSJapanext、スターチャンネル番組基準、基本方針改正の諮問案
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講評
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・テレビ局としてとてもおもしろいコンテンツが増えてきたと感じる。一方で、BS放送として、もっと深いコンテンツを作ってほしい。BSJapanextが当初目指していた地域創生などのコンセプトはぶれずに、派手なものだけでなく、地味な視点も広げていけばBS10の価値がもっと高まるのではないか。
・ジャパネットグループとして非常にたくさんの事業をしているが、事業が増えていくと事業の枠を超えた横の連携が抜けがちになるので、各事業部のシナジーを生むためにスタッフが他事業の会議に出るなど、横の連携ができる組織の仕組みづくりを目指してほしい。
・映画業界で改めて注目されているのが「リアル」。映画館で映画に出演した俳優がトークショーをしてファンを増やし、口コミで広がったりしている。映画ファンは映画人の話を聞きたいと思っているので、映画に関わっている人を呼ぶことが大事。リバイバル上映なども流行っているが、ただ流すだけでなく、イベントに俳優を呼ぶなど「リアル」を取り込み、さらにそれを番組として放送するのも良いのではないか。
・洋画の不振は映画業界の課題だが、映画・海外ドラマの専門チャンネルであるスターチャンネルの取り組みは洋画への普及に貢献すると感じている。映画館の幕間の予告は告知として非常に大切な機会になっているため、こういった場所を活用するのも良いのではないか。
・洋画が非常に厳しい状況になっている。昔は米国に憧れがあったが、今は選択肢が非常にあり、昔ほどの熱狂はない気がする。映画人に洋画のことを語ってもらうということは、スターチャンネルだからこそできることであり、無料放送のBS10でも行うことで、洋画を盛り上げることができるのではないか。
・BS10の方針として、BS10スターチャンネルは映画ライト層向けに回帰とあったが、スターチャンネルでしか見られない作品というのも大事にしてほしい。
・世の中にはたくさんの情報が溢れているため、誰かにおすすめを教えてほしいと思う部分も多い。「これがいいんだ」と教えてもらえることはありがたいので、コンテンツの分野でもジャパネットの「見つける」「磨く」「伝える」を続けて実践してほしい。
・BSならではのディープなコンテンツで勝負するというのはとても重要だと思う。究極のオタク文化、一部の熱狂的なファンがはまっている海外スポーツやドラマ、昭和や平成時代の蔵出し映像など・・・。麻雀もその一つだと思うが、マスメディアが見落としている視聴者をファンにして、その熱をBSだけでなく、他の事業にも展開することもできるかもしれない。
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その他
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1月のBS10開局に向け、「BSJapanext、スターチャンネル番組基準、基本方針改正」の諮問をし、妥当との答申を得たため、社内決裁手順に従い1月10日より番組基準、基本方針を改正予定。
※BS10第2回番組審議会は2025年4月頃開催予定。