舘ひろし シネマラウンジ　第37回『グラディエーター［字］』

概要

アカデミー作品賞など、全5部門受賞に輝いた歴史スペクタクル巨編。次期皇帝を目された将軍から奴隷、そして剣闘士となってゆく主人公の数奇な運命はもちろん、随所で炸裂するアクションも必見。火球が放たれるなかで展開するゲルマン軍との白兵戦、虎をも相手にするコロッセオでの戦いなどの迫力には、息を呑むこと必至。主人公に扮したラッセル・クロウが見せる威風堂々とした佇まいは、アカデミー主演男優賞受賞も納得の演技。

あらすじ

紀元2世紀のローマ帝国。老皇帝アウレリウスは実子コモドゥスの未熟さを憂い、人心掌握術に長けた将軍マキシマスを世継ぎに決めていた。だが、これを知ったコモドゥスは父親を暗殺し、マキシマスが犯人だとして処刑を命じる。辛くもローマを逃れたマキシマスだが、愛する家族を殺され、絶望と極度の疲労に倒れてしまう。奴隷商人に囚われの身になったマキシマスは、持ち前の技量でグラディエーターとして頭角を現していくが…。

★アカデミー作品賞、主演男優賞（ラッセル・クロウ）、視覚効果賞、音響賞、衣裳デザイン賞受賞。