キリング・イヴ／Killing Eve シーズン4KILLING EVE Season4

サンドラ・オー＆ジョディ・カマー共演、フィービー・ウォーラー＝ブリッジ製作総指揮の大ヒットTVシリーズ。MI6の捜査官イヴと凄腕の暗殺者ヴィラネルが繰り広げる攻防戦とロマンスを、スタイリッシュかつユーモラスに描いたスパイサスペンスが、ついに最終章を迎える。謎の組織“トゥエルヴ”を追うイヴとヴィラネルを待ち受ける運命とは！？（全8話）

理不尽なスパイの社会で心身をすり減らし、時に共感しあうようになった元MI6のイヴと凄腕暗殺者のヴィラネル。2人の再会から数か月後、イヴは民間の警備会社で働きながら、元夫のニコに重傷を負わせ、仲間のケニーを死に追いやった謎の組織“トゥエルヴ”に復讐をするために独自捜査を続けていた。一方、ヴィラネルは殺し屋稼業から足を洗おうと宗教に救いを求め、牧師親子と共に教会で新生活を送っていたが…。やがて、２人はそれぞれ異なる理由でトゥエルヴを潰すことを目指し、それぞれの思惑のなかで動き出す。イヴとヴィラネルを待ち受ける運命は？

MI6の捜査官イヴと凄腕の暗殺者ヴィラネルが繰り広げる攻防戦とロマンスの行方が気になる！

英国諜報員のイヴと世界で暗躍する暗殺者ヴィラネル。ふたりの「付かず離れず」で「ラブ＆ヘイト」な関係性が魅力の本シリーズ。英国情報局保安部MI5で地味なデスクワークをしながら、さえない毎日にうんざりしていたイヴは、とあることをきっかけに同局秘密情報部MI6にスカウトされ、世界各国を股にかけて殺人を繰り返す美しく冷酷な女暗殺者ヴィラネルを追う諜報員として活動することになる。ふたりは追いつ追われつのイタチごっこを繰り広げながらも徐々にお互いに惹かれ合い、付かず離れずの攻防戦を続けるが…。敵同士なのに気持ちが通じ合い、お互いに切っても切れない関係であることを悟ったふたりが、どのような運命をたどるのかが最終シーズンの焦点。ふたりを見守ってきた世界中のファンの間で賛否両論となり、物議を醸し出すことになった最終話のエンディングもお見逃しなく。

それぞれのキャラクターの行く末と謎の組織とキャラクターの関係にも注目

今シーズンでは、フィオナ・ショウ演じるキャロリンや、キム・ボドゥニア演じるコンスタンティンなど、人気キャラクターが引き続き出演しているが、彼らがストーリーのなかでどのような役割を果たしていくかにも注目が集まる。特に、MI6を干されたキャロリンが、息子ケニーを殺した真犯人を追うためにロシアで極秘活動をし、さらにMI6復帰を狙って暗躍するのは見ものだ。また、今シーズンからは、暗殺者志願のパム、凄腕の殺し屋ガン、トゥエルヴの創始者のひとりであるラース、イヴの同僚ユスフなど、新たなキャラクターも登場。個性的で破天荒なキャラクターが物語に新たな面白さを与えている。さらに、これまで謎に包まれていた、犯罪組織“トゥエルヴ“の全体図が徐々に明らかになっていくのも興味深い。

スタイリッシュでスリリング、ブラックジョークも炸裂

本シリーズの魅力といえば、スタイリッシュでスリリング、さらにブラックユーモアがほどよく効いた展開だ。今シーズンでも、メスやナタ、ピザカッター、チーズを切るワイヤーなどさまざまな凶器が登場し、アキレス腱を切ったり目をつぶしたりと痛々しいシーンが続くが、ダークなジョークがそこかしこに散りばめられているので、まったくヘビーではなく、つい笑ってしまう面白さだ。
また、これまでもヴィラネルの独創的なファッションと様々な変装が人気を集めてきたが、今シーズンではなんと、ヴィラネルの分身として、ドラァグクイーンの格好をしたイエスキリストが登場。一方で地味だったイヴは、バイク用レザースーツに身を包みオートバイに乗って颯爽と現れ、格闘技も習得するなど、物語が進むにつれて主要キャラクターのふたりが徐々に変化しているのも見逃せない。
音楽は引き続き、Unlovedが担当し、ドラマの世界観を引き立てる。

女性たちによる女性たちのための物語

本シリーズでは、シーズンが更新されるごとに新たに女性ショーランナーを立てるという革新的なチャレンジをしている。シーズン1のフィービー・ウォーラー＝ブリッジ、シーズン２のエメラルド・フェネル、シーズン3のスザンヌ・ヒースコートから、シーズン4では『セックス・エデュケーション』などを手がけたローラ・ニールへとバトンタッチ。女性の凄腕暗殺者と彼女を追う女性捜査官の駆け引きとふたりの関係性を描くというテーマはこれまでのスパイ作品にはない斬新なもので、数多くの魅力的な女性キャラクターたちが姑息な男性たちをばっさりと切り捨てていく姿も天晴れだった。女性たちがそれぞれ悩みながらも自分自身の人生を生きていく姿に引き込まれ、多くの女性たちを虜にしたシリーズは、今後キャロリンを主役にしたプリクエル（前日譚）の製作も噂されており、まだまだ『キリング・イヴ』から目が離せない！

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  イヴ・ポラストリ

  演：サンドラ・オー
  声：沢海陽子

  MI5の職員からMI6の捜査チームにスカウトされる。ヴィラネルに惹かれていくが、夫や仕事を失い、現在は民間の警備会社で働きながら謎の組織“トゥエルヴ”の独自捜査を続ける。

  

  ヴィラネル

  演：ジョディ・カマー
  声：逢田梨香子

  トゥエルヴの指示により世界中で暗躍する凄腕の暗殺者。イヴに執着し、彼女に抑えきれない感情を抱く。殺し屋から足を洗おうと宗教に救いを求める。

  

  キャロリン・マーテンズ

  演：アシュリー・カミングス
  声：高島雅羅

  MI6のロシア担当部門捜査官だったが、上司の死に関与した疑いで職から外され、ロシアで息子の死の真相を追いながら、MI6への復帰を目論む。

  

  コンスタンティン

  演：キム・ボドゥニア
  声：大塚芳忠

  ヴィラネルのハンドラーにして父親的存在。ロシアの人里離れた町で町長をしていたが…。

  

  エレーヌ

  演：カミーユ・コッタン
  声：深見梨加

  トゥエルヴの幹部メンバーでヴィラネルの上司。

  

  パム

  演：アンジャナ・ワサン
  声：内田真礼

  家族経営の葬儀屋で働いているが、虐待する兄から逃れるために暗殺者としての道を選ぶ。

  

  ユスフ

  演：ロバート・ギルバート
  声：諏訪部順一

  イヴが働く警備会社の同僚。元軍人でイヴの捜査に協力する。

• 製作総指揮	フィービー・ウォーラー=ブリッジ（『Fleabag／フリーバッグ』『００７／ノー・タイム・トゥ・ダイ』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』）
  クレジット	© 2022 Sid Gentle Films Ltd. All Rights Reserved

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