しとやかな獣
若尾文子主演、川島雄三監督のブラックユーモア満載な風刺劇。団地の一室で、欲に目が眩んだ男女が互いに出し抜く姿を描く。

放送日時
解 説
若尾文子が名匠・川島雄三監督とタッグを組んだ最後の作品で、本作の翌年に亡くなった川島の代表作。主演の若尾は、男たちを手玉に取るしたたかな悪女を軽やかに演じている。高度経済成長期の象徴である団地の一室を舞台に、欲に目が眩んだ男女が互いを出し抜こうとする姿を、軽妙な会話と巧みなカット割り、ブラックユーモア満載で描いた痛烈な風刺劇。若尾主演の『清作の妻』でも脚色を手がけた新藤兼人が原作・脚本を担当した。
あらすじ
郊外の団地で暮らす前田家に、芸能事務所の社長・香取が怒鳴り込んでくる。事務所で働いていた長男の実が、金を使い込んだというのだ。平謝りの夫・時造と妻・よしのだったが、2人は実の使い込んだ金の一部を受け取っていた。やがて香取が引き上げると、事務所の会計係・三谷幸枝が現れる。実は密かに幸枝と関係を持ち、ごまかした金を貢いでいたのだ。幸枝が突然切り出した別れ話を拒む実。そこへ再び香取が現れる…。
監 督
- YUZO KAWASHIMA川島雄三
出 演
| ジャンル | ドラマ / コメディ |
|---|---|
| 本編時間 | 98分 |
| 制作 | 1962年 日本 |
| 原題 |

