キューポラのある街
吉永小百合がブルーリボン賞で主演女優賞に輝いた感動の人間ドラマ。高度経済成長期の川口市に暮らす中学生ジュンの日常を描く。

放送日時
解 説
吉永小百合が当時最年少の17歳でブルーリボン賞主演女優賞を受賞し、名実ともにトップスターへと駆け上がる転機となった記念碑的作品。高度経済成長真っ只中の庶民の日常を、当時の社会問題を交えて描く硬派な一面を備えつつ、吉永小百合&浜田光夫の黄金コンビが持ち味を発揮している。後に吉永主演で『夢千代日記』なども手掛ける名匠・浦山桐郎監督のデビュー作で、ブルーリボン賞では作品賞に輝いた感動の人間ドラマ。
あらすじ
鋳物の町、埼玉県川口市。銑鉄溶解炉“キューポラ”が林立するこの街には、鋳物職人とその家族が数多く暮らしていた。中学生のジュンは、昔気質の職人の父・辰五郎のもと、母トミ、長男タカユキ、次男テツハルと家族五人で路地裏の長屋に住んでいた。ところが、工場が大工場に買収され、辰五郎がクビに。苦しい生活の中、ジュンは未来を夢見て健気に日々を送る。辰五郎の元同僚で二十歳の塚本克巳は、そんな彼女を気遣うが…。
監 督
- KIRIO URAYAMA浦山桐郎
出 演
| ジャンル | ドラマ / 青春 |
|---|---|
| 本編時間 | 102分 |
| 制作 | 1962年 日本 |
| 原題 |

