九ちゃんのでっかい夢
坂本九主演、山田洋次監督のタッグで贈るコメディ映画。人生に絶望した駆け出しコメディアンが繰り広げる騒動と恋模様を描く。

放送日時
解 説
坂本九の番組で構成作家だった小林信彦が、“三木洋”のペンネームで発表した原作を映画化。坂本はがんを告知され生きる希望を失った主人公を演じ、莫大な遺産相続話や怪しげな殺し屋を巻き込んだ騒動が展開する。コメディアン役として魅力を発揮する舞台シーンはもちろん、切ない恋心を歌い上げるミュージカル・パートも見どころ。山田洋次が監督・脚本を務め、音楽は山本直純。坂本が想いを寄せるヒロインを倍賞千恵子が演じた。
あらすじ
駆け出しのコメディアン源九太郎は、ある日、医者から末期がんを宣告され絶望的な日々を送っている。知らぬ間に死ねるのなら、と自分で殺し屋まで雇う始末だが、心残りは密かに想いを寄せる愛子のこと。一方、スイスで人生を終えようとしている富豪の老婦人が、莫大な遺産を初恋相手の孫である九太郎に贈ることを決め、彼の居場所を捜していた。だがこの遺言に怒った婦人の甥は、九太郎を亡き者にすべく殺し屋を日本へ送り込む。
監 督
- YOJI YAMADA山田洋次
出 演
ジャンル | コメディ / 音楽 |
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本編時間 | 86分 |
制作 | 1967年 日本 |
原題 |