マギー審司さん驚愕　アプローチの距離感を出すには「落とす」？

2024.9.18（水）

「みんなの飛ばしTV」は、349ヤードの記録を持つユージさんがプロコーチから様々なメソッドを学ぶほか、最新ギアの紹介などを紹介。とにかく「飛ばす」1時間だ。

　今回も前回に引き続き、今回はツアープロコーチの大本研太郎コーチが手品師のマギー審司さんに極意を伝授。前回のレッスンで約20ヤードの飛距離アップに成功したマギーさんだが、今回は「飛んだその先で」のアプローチについて学ぶ。

　今回の場面はグリーンまで残り30ヤードからのアプローチ。マギーさんも「一番イヤな距離」と苦手にしているようだが、実際に打ってみるとややダブりがちで距離感もバラバラな結果に。そこで、今回は中途半端な距離のアプローチで距離感を掴むレッスンを行う。

　大本コーチによると、マギーさんのアプローチは「インパクトの勢いで距離感を出している」とのこと。どの距離感や状況でもバックスイングが変わらないことが、一定の距離感を出しづらい原因となっているようだ。

　理想的な形としては、「初動（バックスイング）の勢いで全て管理し、（クラブが）落ちたら終わり」。実はこの「落とす」感覚は、マギーさんが得意なボウリングでも同じ。ボウリングも最下点より先で力を入れずにボールを「落とす」ように投げることでブレが少なくなるのだとか。

　この感覚を身につけると、極端にオーバーするアプローチを防ぐことができると大本コーチは話す。さらに前回のドライバーレッスンでもあった、右手の薬指だけを使うグリップはアプローチでも有効。バックスイングの位置が常に一定となるため、地面に刺さるミスが出にくくなる。

　また、トップのミスが出る人はダウンスイングで手を使いすぎている証拠だ。クラブの重さを使いながら「落とす」アプローチの感覚を掴むことができれば、あとはバックスイングの勢いだけで距離感を出すことができる。また、転がしのアプローチをしたい時には、全く同じ形でロフトの立ったクラブを選択しよう。是非ご参考に！