舘ひろし シネマラウンジ 第6回『Ｕ・ボート』

【『Ｕ・ボート』解説】第二次世界大戦下、ドイツ軍の潜水艦が陥る危機的状況を『ネバーエンディング・ストーリー』のウォルフガング・ペーターゼン監督がスリリングに描いた名作。予期せぬトラブルが次々と起こる緊迫感に満ちたストーリーと、閉塞感ある艦内の様子を映し出した撮影が秀逸。過酷な戦闘場面と、それを切り抜ける熱い男たちの姿を感動的に描きながら、戦争の愚かさを感じさせる衝撃のラストによって静かに反戦を訴えている。

【『Ｕ・ボート』ストーリー】第二次世界大戦下の1941年。ドイツ占領下の北フランスにあるラ・ロシェル港から、1隻の潜水艦（Ｕボート）Ｕ96号が出航する。任務は、大西洋を航行する連合軍輸送船の撃沈だった。実戦経験不足の若者たちを乗せ意気揚々と出撃する。しかし、狭い艦内での薄い酸素や水の制限、一週間以上続く激しい嵐、敵艦退避のための許容深度を超える潜水など全ての体験が恐怖に満ち、心身ともに疲弊していく

※劇場公開版

• WOLFGANG PETERSENウォルフガング・ペーターゼン

• JURGEN PROCHNOW ユルゲン・プロフノウ
• HERBERT GRONEMEYER ヘルベルト・グレーネマイヤー
• KLAUS WENNEMANN クラウス・ヴェンネマン
• HUBERTUS BENGSCH フベルトゥス・ベンクシュ
• MARTIN SEMMELROGGE マルティン・ゼメルロッゲ