マルメロの伝言
国際的に高く評価されたブルガリア発ヒューマンドラマ。母亡き後、愛に突き動かされ奔走する父子のおかしくも愛おしい姿を描く。

放送日時
解 説
第54回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で最高賞のクリスタル・グローブ賞を受賞した、ブルガリア発のヒューマンドラマ。亡き母が残した伝言を追う父と、妻が欲しがったジャムを捜しまわる息子。それぞれが奔走する中で、親子の関係性が変化してゆく。若き日の母役を、後に『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』でブルガリア人初のアカデミー賞候補となるマリア・バカローヴァが演じている。
あらすじ
多忙な中年男パヴカは気難しい父のヴァシルと疎遠気味で、母の葬儀でも衝突。母は「大事な話がある」とだけ父に電話で伝えて亡くなっていた。そして、亡くなったはずの母から電話がかかってきたと怯える叔母。母の最期のメッセージをどうしても知りたい父は霊能者の助言により森で一夜を過ごし、行方不明となってしまう。パヴカは暴走する父を追いかける一方、妊娠中の妻が食べたがっているマルメロのジャム捜しにも奔走する。
監 督
- KRISTINA GROZEVAクリスティナ・グロゼヴァ
出 演
- IVAN BARNEV イヴァン・バルネフ
- IVAN SAVOV イヴァン・サヴォフ
- TANYA SHAHOVA ターニャ・シャホヴァ
- HRISTOFOR NEDKOV フリストフォル・ネドコフ
- NIKOLAY TODOROV ニコライ・トドロフ
ジャンル | ドラマ / コメディ |
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本編時間 | [字]92分 |
制作 | 2019年 ブルガリア |
原題 | THE FATHER |